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採用面接官になる方法とは

面接官は人事担当者がなるのか?

求職活動を行う上で、必ず採用面接官による面接を受ける必要があり、それは会社の人事担当の方がなるケースも多いです。
人事担当者でも事務の方とそれを統括する役職を持つ方もおりますので、その役職を持つ方が採用面接官になるのが一般的になります。

しかし人材の登用は会社の死活問題に発展するため、オーナー企業や中小企業ではその代表者が直接的に面接を行います。
従って人事担当者がそのまま採用面接官になることは非常に少なく、多くの社員を抱える規模の大きい会社であれば人事部もあるので、そのような企業にのみ限定されます。

人事部の社内の人事に関することを扱う部署になりますが、近年は人材の管理面においてはアウトソーシング事業に任すなどしてスリム化されていることも多いです。
採用責任者は存在しても、社内の部署まで存在するケースは稀であることからして、特に中小企業ではほとんど存在しません。

採用面接官の数について

企業などに面接を受けに行くと、面接官が複数名存在することが多いです。
それは一人の判断だけに頼ると登用を誤る可能性があるからです。
それと各面接官がバラエティな形で、求職者に質問をぶつけてみることができる点でも優れています。
大抵は2~3人となるのが一般的でそれ以上となるケースも稀に存在します。

なお学生の就職活動では、何回も面接が行われることもあり、例えば一次面接であれば人事担当者、二次面接であれば部長などの幹部、三次面接であれば社長自らが直接的な面接官となる場合もあるのです。
採用面接官の数は多ければ良いというものでもなく、逆に数が多いと求職からの見栄えも良くない印象が存在します。
採用面接官は2~3人程度が一番、優れた数かもしれません。

採用面接官の仕事とは

もっとも人手不足と言われている現在の国内の事情を見ると、多くの人材を集めることが大切になり、格式のある会社でなければ、一回の面接で合否を決めてしまうことが多いです。
採用面接官の仕事は、いかに自分の会社を発展させるために貢献してくれる人材を発掘するかが焦点になります。
なかなか人を見抜く仕事は難易度も高い仕事で、登用に失敗することもあれば成功するケースもあります。

ただ採用の基準を明確にすることも大切な要素です。
一度の面接だけで即断しなければならないため、あらかじめ聞きたいことを絞るだけで良いです。
即戦力を期待するのであれば、一度の面接だけで合否を決定した方が優れているのは言うまでもありません。

採用面接官になる方法が存在するのか

人材を登用するお仕事である採用面接官になりたい方もいるかもしれませんが、大抵は望んでその仕事に就けるわけではありません。
企業のトップ自らや幹部に請われてなるのが一般的で、上層部からの信頼のある方から推奨されてなるケースがほとんどです。
人当たりが良いことや人の能力を見抜くのが長けていそうという理由で請われることはほとんどありません。

むしろ業務に精通している方や人の面倒見が優れた方がなるケースも多いです。
またその担当になった場合には、担当者向けのテキストも存在するため、それを利用して採用面接官の仕事を勉強していくことは重要となります。

採用面接官は人を見抜くプロなのか

採用面接の仕事ばかりしているため、さぞ面接官は多くの人に会っていることもありプロ並みの技を持つ方も多いと思われがちです。
実はそうではなく、最初の5分の印象で大抵は決まってしまうことも多いかもしれません。
ビジネスの世界でも他人とコミュニケーションをとる上では、会って5分のイメージを大事にすると良く言われます。

それは人間自体が感情に支配された点があるためで、その感情はフィーリングを大事にするからです。
あとは質問をしてその受け答えなどは、確認作業をしているのに過ぎないからです。
実際に多くの面接官は素人で人間臭い点を持っています。
こうした人間臭い点があるため感覚を大事にする傾向が強いです。
確かに履歴書や経歴書などで大層なことを書かれていても、結局はフィーリングが合うかどうかが最終的な判断につながっていきます。

採用面接官が偉そうであってはいけない

採用面接官に求められる資質は、ニコニコしている雰囲気が必要不可欠で、求職者が話しやすい雰囲気を作り出すことです。
なかには偉そうな感じで話される面接官もおりますが、ブラック企業問題もある様に社会的に企業が評価される時代になっています。
求職者も無理してその企業で働かなくても起業もできるし、他にも優れた企業が存在するのも事実です。

また近年は人手不足問題も起きているので、そのような企業は噂も広がり応募する方も激減すると働き手がいなく収益を上げる機会を逸失することになるでしょう。
あくまでも偉そうな雰囲気で面接を行わず、良く来て下さり自社を志願してくれありがとうございましたという雰囲気の面接が重要です。
笑う門には福来るということわざがあるように、笑顔を絶やさずの面接が求められます。