tal 適性検査とは
tal 適性検査は検査を受ける受検者にとって質問の意図が読み取りにくい形式で構成されています。
受検者が試験対策が立てにくい構造になっているため、受検者の本来の資質や素性などを判断しやすいのがメリットです。
就活や転職活動中の受検者は企業に採用されようと、企業が求める人物像を想定して、自分の意思や考えとは異なる回答を選ぶ傾向がみられます。
ちまたには対策本や攻略本が出回っていたり、ネットに必勝ノウハウなどもあふれています。
ですが、tal 適性検査はそうした対策が立てにくいので、受験者の心理や素質を判断しやすくなり、人材採用におけるミスマッチを防げるのがメリットです。
この点、ネットなどにはtal 適性検査の攻略法などが一部拡散していますが、心理学的な検査として分析されている点で誤りがあり、役には立ちません。
あくまでも心理学テストではなく、社会人としての資質や職種に向いているか、会社の求める人物像にマッチしているかを確認するための適性検査です。
tal 適性検査の大きなポイントとは
これまで利用されてきた一般的な適性検査は心理学的な前提のもとに作成されており、受験者は自分の考えや心に素直に正直に回答するという原則のもとで作られています。
ですが、自分の性格診断や運命診断、相性診断などを行う場面とはことなり、受験者にとっては採用されるかどうかがかかっている重要な場面です。意図的ではなくても、心理的に無意識のうちにこの回答ではよく思われないのではないかとか、この回答のほうが企業が求めている人物なのではと回答しがちです。
たとえば、自分は消極的で引っ込み思案と分かっている方が、自分は積極的であり、リーダーシップを発揮できると回答するようなケースが想定されます。採用試験をはじめ、内部での昇進昇格試験ではこのような意識が働きやすく、どうしても本当の姿が見えず、受験した方の回答がほとんど同じ傾向になってしまうことも少なくありません。
これでは適正な人材採用や人材配置が難しくなり、人材のバランスもとれなくなってしまいます。
tal 適性検査では最新の脳科学を用いることで、事前の対策や受かりたい、認められたいといった心理的な働きを極力排除できる検査手法になっているだめ、本来の人間力を把握するのに役立ちます。
ストレス耐性の把握も可能
近年はワークライフバランスの充実やメンタルヘルス対策、働き方改革などが叫ばれるほか、パワハラやセクハラなどの問題が生じると、一気に明るみに出て企業が信用を落とすケースも少なくありません。
企業にとってはパワハラやセクハラを起こすようなリスクのある人物の排除や、メンタルが弱く直ぐに辞めてしまう人材や、ストレス耐性がなくうつ病などで休職したり退職してしまう人材より、メンタル面が強く、ポテンシャルの高い真面目で誠実な人物を採用したいというのが実情でしょう。
そこで、採用する人物のストレス耐性やポテンシャルの高さの把握をはじめ、既存の社員のストレス状態の把握なども重要になってきています。
tal 適性検査では従来の適性検査では十分に把握ができなかったストレス耐性についても高い精度で分析・評価ができるようになり、採用段階をはじめ、既存社員のメンタルヘルス管理にも役立てることができるのです。
使いやすい検査方式
tal 適性検査は質問意図が容易に読み取れない質問形式で受験者の本質を把握したり、ストレス耐性も高精度で分析できるだけでなく、検査も実施しやすい点で企業に評価されています。
企業の採用活動がもインターネットの利用が広がり、企業規模を問わず、Webエントリーが主流の時代になったなかで、tal 適性検査は早い段階からWebに対応してきました。
採用専用サイトとの連携も可能で、インターネットを通じた受験ができるほか、人事や採用担当者が管理画面から応募者の受検状況や受検結果をリアルタイムに照会する機能も備わっています。
従来の適性検査は60分以上かかるものも多かったのですが、回答時間は20分とわずかです。
しかも、回答終了して5分後にはWebサイトで分析結果の参照ができるので、面接当日に実施して直ぐに結果を参照しながら面接を行うなど、短期間での採用選考もしやすくなります。
受検者が対策をとりにくいうえに、スピーディーな実施と把握ができ、本音や本質を掴めるのが便利なツールです