マイナビで適性検査対策を
企業が実施する適性検査は、いまや新卒採用の試験では一般的になっています。
採用テストや人事テストとも呼ばれますが、内容は性格検査やパーソナリティ検査なども含み、単に能力や学力、組織や職業への適性だけを見るものとは限りません。
特に近年企業が注目しているのがストレス耐性などを調べる検査や、コンピテンシー検査などです。
コンピテシーというのは業務遂行能力の高い人材の行動特性と意味づけられていますが、開発したのはハーバード大学のマクレランド博士らで、日本の企業でも広く用いられるようになっています。
これらの多くは一般的な頭の良さではなく、他者とは異なる行動特性を持つかどうかのテストであり、特に新卒学生の採用選考には大いに使われています。
というのも、学生には職歴がないわけですから、判断材料として持っているポテンシャルを知るためにあらゆる角度から分析されるケースが多いからです。
こうした流れから、マイナビ新卒紹介ではキャリアアドバイザーが企業の適性検査の有無や内容を詳しく調べ、就職活動のカウンセリングを行っています。
また、学生が自分自身を自己分析するためのサポートを行い、面接対策も全面的にバックアップするサービスを行っています。
自己分析で自分に合う企業を探す
就活は何から始めれば良いかわからない学生も多いでしょう。
迷わず進めるために必要なのは自己分析です。
就活というと、どうしても企業のことばかりを知りたがる方向になりがちですが、実際に理解を進めなければいけないのは自分自身です。
正しい選択をするためにも、しっかり自己分析をしましょう。
このことは、おそらく就職活動のスタート時にエントリーシートを書き始めた瞬間、強く実感する人が多いはずです。
自己PRの欄に何を書けばいいかわからず、途方に暮れた経験はないでしょうか。
面接の場では自分で自分を紹介しなければいけないのに、何も掴んでいなければ何も答えられません。
志望動機はおろか、学生時代に成し遂げたことなどに答えがなければ、おそらく上手くは行かないでしょう。
自分のことを客観的に分析できている人は、100点満点とは行かなくてもスムーズに回答することが出来ます。
企業はその人のそれまでの人生や経験、考えなどを知りたがっています。
学生の場合、人間性が一番の判断基準となりやすいので、まずは今ある自分を素直に受け容れて、他者に対して発信する練習が必要です。
その上で相性の合致する会社が見つかれば内定への近道になるでしょうし、働き始めてからこんなはずではなかったとすぐに辞めてしまう事態も起こりにくいでしょう。
いつからどうやって自己分析すべきか
適正検査対策をする前段階が自己分析ですから、始めるのは早いほうが良いに決まっています。
企業のインターンシップが始まる大学3年生の夏は一つのタイミングです
現在一番多く採用されているのは自分史の作成で、子どもの頃から時系列で、歩んで来た道を振り返ります。
特に、一番自分が熱中した事を箇条書きにして、そこから掘り下げて行くのはおすすめです。
遊びでも部活でもいいですし、勉強でも習い事でもOKです。
可能なら併せて他己分析も行い、家族や親しい友人から自分を掘り下げてみるのも良い方法です。
人によって見られ方の違いがわかり、仕事に対する視野が大きく変わる場合もあります。
マイナビには独自の自己分析ツールMATCHがありますので、ツールを使って適職を見つけるのも良いでしょう。
過去300万人が受けた定番ツールなので、一つの手段になるはずです。
企業で行う適正検査とはどういうものか
新卒採用選考に使われる適性検査は、一般的に筆記テストやWebテストが使われています。
結果の判断基準は企業によってバラバラなので、学力以外は正解という正解はありません。
大企業では人数を絞り込むために社会人としての教養と知識をメインにする場合もありますし、職種が専門的な場合は専門知識を問う場合もあります。
基礎学力や一般常識の他には、コミュニケーションの能力や向上心、ストレス耐性などが判断材料となります。
ただし、繰り返し同じようなテストを受け続けていると結果が良くなるものが多いので、早めに対策を始めれば怖いものではありません。
筆記試験はマークシート方式が多く、受験は企業内が大半です。
最近は英語力を問う出題も多くなっていますので、語学も勉強しておきましょう。
Webテストは自宅や学校のパソコンで受験することが多く、言語、非言語、英語などから出題されます。
画面ごとに制限時間が決められているので、いかに効率的に解くかも重要です。
Webテストはパソコン操作に慣れることが必要ですし、ネットで練習用のテスト問題などもあるので普段から慣れておくのが一番です。
マイナビ適正検査もありますので、ホームページでチェックしてみると良いでしょう